魔法が緊張感を高める。でも、重い荷物を運ぶのはやはり心だ。ファンタジー・ロマンスは独自のルールを持つ世界を築き上げる――宮廷と呪い、魂まで縛る契約、最初は敵だったはずなのにやけに複雑な感情を持て余している相手――そしてその真ん中を、恋の物語が燃え盛りながら突き抜けていく。じわじわと積み重なる緊張感、感情を認めるくらいなら剣を抜くほうを選ぶような人物たち、そして勝ち取らなければたどり着けないラスト。異世界への引力に取り憑かれたら、現実に近いところに生きる不死者たちを求めてパラノーマル・ロマンスへ、あるいは運命の番の熱に導かれてウェアウルフ・ロマンスへと旅は続く。
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