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送れなかった言葉

送れなかった言葉

4.7(633)
完結

あらすじ

Theaは、開けたくなかった扉を閉じるために、海を渡った。妹のSarahはもういない。あとに残されたのは、バーモントの小さな町の共有の家、山積みの法的書類、そしてそこに住む二人の存在——深い悲しみを鍵のかかった部屋のように抱えるNateと、Sarahの面影を宿した灰緑色の瞳を持つ甥のCody。そして、一通の封筒。Sarahの筆跡でNate宛に書かれ、彼女が逝く三か月前に封をされたその手紙。Theaはそっとバッグに忍ばせ、渡すつもりだと自分に言い聞かせた。でも、渡せなかった。三週間の同居は、罪悪感と切ない渇望、そして想ってはいけない男性への危険な引力が、ゆっくりとほどけていく時間になる。送られるべきではなかった手紙がある。感じるべきではなかった気持ちがある。そして一度開けてしまった箱は、もう二度と閉じられない。悲しみと第二の機会、そして最悪のタイミングで訪れる愛を描く、静かで胸が痛くなるスロー・バーン・ロマンス。

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